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再度、漢字ネタの堀口です。
先日、漢字の部首の学習をしていましたら、
なぜ、「おうへん」といわず「たまへん」というのか?と質問がありました。
なかなか、鋭いご質問、ありがとうございます。
  
たしかに王様の「王」も「たまへん」の中に入っています。
しかし、その他の「たまへん(玉部)」の漢字は、
例えば、「環」・「球」・「玩」・「班」・「現」・「理」などは皆、「玉(ぎょく)」に関連した字です。
「玉」というのは、「宝玉」つまり、美しい石のことです。
扁の「王」は王様の「王」に見えても本質的には「玉」であり、よって「たまへん」であるといってよいのです。
「王」に関連した漢字「皇(王の美称)」は「白部」に入っています。
そして「おうへん」は存在しないのです!!
  
では、なぜ玉部の中に「王」があり、「皇」と「王」で新たにおうへんを設けなかったのでしょうか。
実は、漢字の部首は中国で最初にできた辞書からの伝統なのです。
中国の後漢時代、許慎というおじさんが『説文解字』という辞書を作りました。
西暦100年頃のことです。
日本では、まだ卑弥呼も誕生していない、そんな昔です。
『説文解字』にはおよそ10000字が収録されています。
許慎の時代には、まだ漢字の数が少なかったのです。
許慎は、10000字弱の漢字を540の部首に分け体系づけました。
『説文解字』では、漢字の成り立ちを解説し、本来の意味を考察しています。
『説文解字』がその後の文献に与えた影響は非常に大きく、絶大な権威をもっていました。
時代が下るに従って、漢字の数は増えつづけています。
清の時代には『康煕字典』がつくられ、49000字余りが214の部首に分別されました。
(ちなみに今、私が使っている漢字辞書の『新字源』でも214の部首に分けています。)
『康煕字典』でも「王」は「玉部」に入っています。

    
「王」に関しては、今後どのような対応を文科省がとるのか、不明ですが
昔から「たまへん」であったということは、理解していただけたかと思います。

     
しかし、最初の漢字が誕生したのは、許慎より1000年以上前なのです。
更に、許慎は初期の漢字「甲骨文字」を見ていません。
その、存在すら知らなかったのです。
「甲骨文字」は1899年に偶然見つかり、それから研究されるようになりました。
実は最近の考古学的発見により、漢字の分類や解釈に新説が出ています。
この「甲骨文字」研究については、次回、取り上げたいと思っています。


2016年4月29日  10:52 AM |カテゴリー: 堀口

まいど、理科の瀬川です。
 
先日、天気予報についての授業を行いました。
理科に限らず、字数指定で答えを問われることはよくありますね。
今回の範囲では、とにかく4字が決め手になります。
多くの問題にあたっていると、傾向というか、面白い特徴があることに気づきます。
 
何のことだか、想像してみてください。
今回は気象の……、しかも天気予報に関する授業ですよ。
あえて、問題文の最後の一文だけでご紹介します。

問1.「~を何というでしょうか。ひらがな4字で答えなさい。」
問2.「~を何というでしょうか。カタカナ4字で答えなさい。」
問3.「~を何というでしょうか。漢字4字で答えなさい。」

 
わかりましたか?
 
問1の答えは「ひまわり」。

そう、雲画像を撮影する気象衛星ですね。現在は「ひまわり8号」(平成27年7月7日~)が活躍中です。
先日の授業でも、「花の名前を答えていけば当たるかもしれないぞ」と言ったところ、それはもういろいろな名前を出してくれました。
実は、『宇宙に花開く』という意味をこめて、人工衛星には花の名前がよく使われているのです。
もちろん、ひまわりは太陽をイメージすることから名付けられました。

問2の答えは「アメダス」。

全国に約1300ヶ所ある、地域気象観測システムのことです。雨量はもちろん、風向や日照時間など様々な気象データを無人で観測してくれます。

問3の答えは「観天望気」。

簡単に言うと、「天気の言い伝え」のこと。昔の人はもちろん、現在でも山や海に関するお仕事をされている方にとっては身近なものです。
様々な言い伝えがありますが、基本的には雨の予想が多いですね。

 
もちろん、問題文の最後だけ見て答えを書くといった冒険をすすめているわけではありません。
問題文をしっかり読んだ上で、あえて最後の一文に注目し、「この単元で○字指定とくれば、あれしかない」と自信満々で答えを書いてくる子がいます。多くの問題をこなしていればこその自信なのでしょう。勉強が面白いという子は、こういう面白さのことを言っているのかもしれませんね。


2016年4月28日  1:00 AM |カテゴリー: 瀬川

ダンスが済んだ島田です。  
突然ですが、タンスを数える単位を知っていますか?  
  
   
 

1タンス、2タンス、3タンス……なわけないです。   
え?どうでもいい?   
まあまあ、そう冷たいことおっしゃらずに、お付き合いくださいって。   
実は、この「物の数え方」は何回か入試に出たことがあるのです。ちょっと思いつくところでは、龍谷平安、文教さんなどが出されていました。  
  
   

何が入試に出るかわかりませんね。  
  
   

そう、タンスです。   
先日、和服をしまう桐のタンスを買おうと家具屋さんに下見に行ったのですが……タンスって面白いんですね。板の厚さ、使われている金具、塗装、組み立て型……一つ一つに意味があり、それが価格に反映しているんです。  
いやぁ~、店長の説明を受けながら高まる高まる。  
    
  
 

単なるタンスにそこまで高まるか?と思うでしょ?   
うん、10年前ならそこまで高まらなかったと思います。   
ここ何年かで乱読した本の中に、木材加工や金物や林業に関する本があったのです。つまり、予備知識(興味の種)があったということ。   
  
   
 

いろんな方面に興味を持っておくと、意外なところで楽しめるものです。   
国語科の私が言うのも何ですが、「理科」に興味を持つと、視野が広がって本当に楽しいと思うな。(ちなみに、小学生の読む説明文は「理科」の内容が多い)   
  
  
   

あ、忘れるところだった。   
タンスの数え方……「棹(さお)」です。   
(なんで棹?と思ったら、タンスを棹で担いで運んだからだとか……ほぇ~)   
   
   

何でこんな話をしたかって?   
タンスの話をしたかったんす。   
   
  


2016年4月27日  12:25 AM |カテゴリー: 島田

 こんにちは、今川です。家の近くのスーパーで肉じゃが味のふりかけを見つけて一袋購入してみました。

  
 ふりかけなので粉に近い状態なのですが、アツアツの炊きたてご飯にかけてみると、人参らしき橙色のかけらや肉っぽい茶色のかけら、あとは緑色のものなど、うん、確かに肉じゃが色がご飯の表面を彩り、いざ口の中へ 

 
 きなこもちのあのチョコレートに近い感覚で、これは肉じゃがだっ、と思えました!
当分はおかずが無くとも、この肉じゃが味のふりかけがあれば大丈夫だ。

 
 
  さて塾生の皆さん、学校の新年度も始まりました。初めての先生や新しい教科書を手に新鮮な気持ちで勉強に励んでいると思います。勉強するのは、もちろん皆さん一人一人ですが、勉強にも色々なおともがあった方が、学力もつけやすく、やる気も上がりやすいですよ。
 
 毎日勉強できる場所があって、教えてもらえる先生や一緒に頑張れる友達がいる、そんな環境があることがすごく恵まれているんですよ。

  
 将来、みなさん一人一人が社会に出て困ったときは助け合える行動が取れ、思いやりのある発言のできる人に育って欲しいなとの思いも込めて、今日もくま塾工房で生徒と一緒に学んでいます。


2016年4月23日  12:29 PM |カテゴリー: 今川

俺は自分を信じているのさ……という名言を吐きたい島田です。  
   
   
   

ええ、私は自分を「信じ」ています。特に自分のうっかり具合には絶対の「信頼」をおいています。   
   
  
  

特にテストの自己採点。   
これには絶大なるマイナスの信頼をおいています。   
  
   

ほら、覚えていますか?   
以前に私が受けた「第三回きのこ検定」……確か、自己採点の結果では、2、3級ともに余裕の9割前後の得点率で合格しているだろうということでした。   
  
   
 
  

が、先日、その結果が返ってきまして……   
 
  
    
  
   

    

   

  

   

  

 

 

3級…95点(5位/213人中)……まあ、当然でしょ。   
 
問題はこちら。  
2級…78点(57位/210人中)……え?10点ほど自己採点と違うんですけど。  
  
  

ええ、こんなものです。   
  
   

私は自分を「信じ」ています。


2016年4月20日  2:25 PM |カテゴリー: 島田

 教室長の山下です。
 
 昨日の馬渕先生のブログで小学生対象のGWイベントの話が出ていましたので、私からは中学生対象のイベントについて少々。
 
 
 中学生対象『9時間耐久Study Club & 個別指導』
 
 日時  : 5月1日(日) 午前9時~午後6時
 内容  : 個別指導(1時間)、課題消化、質問受け
 場所  : くま塾工房
 費用  : 7,560円
 持ち物 : 勉強道具一式、やる気、根気、元気、昼食
 
 
 基本的には、5月中旬以降に実施される1学期中間テスト直前になって慌てなくてよいように、苦手単元や分からない問題を解消しておきましょう、という講座です。
塾生からは、「なぜ昨年の12時間から短くなったの?」と聞かれましたが、その理由は簡単。中学生といえども、12時間集中力を持続するのは難しいと昨年度再認識したからです。
 
 
 中学生諸君、たった9時間ですので頑張りぬきましょう!
 終了時刻の午後6時に、心地よい疲労感を覚えることができれば、大成功!
 
 
※高校生でも、イベント参加を歓迎します。(場合によってはお断りすることもありますが……。)


2016年4月19日  9:32 PM |カテゴリー: 山下

月曜日担当の馬渕です。
ついこの間春期講習が終わったと思ったら、あっという間に5月が近づいてきました。そう、ゴールデンウィークです。
くま塾工房では、毎年この時期にイベントを実施していますが、当然、今年もやります!
 
 
 
 

まずは5,6年生です。
『算国GWマラソン~夏までに苦手を得意へ~』(小5,小6対象)
 
日時  5月1日(日)午前9時~午後6時
場所  くま塾工房
費用  8,640円(税込)
持ち物 筆記用具、ノート、昼食、気合い
内容  ①テスト ▷各自で弱点単元のテストを受ける。
      ↓
     ②採点・解説 ▷先生が採点し、一人一人に解説。
       満点でなければ、再挑戦。
       満点ならば、次のテストへ!
 
  ※主な弱点単元テスト
      算数        国語
    小数の計算   4年生の漢字①~③
    □を使った式   5年生の漢字①~③
    約数・倍数    四字熟語
    比・割合      慣用句・ことわざ
    文章題      表現技法
    円の面積    敬語
    場合の数    主語、述語、修飾語
 
 
 
 
 
 

お次は……
『洛南附小生対象 GW算数課題消化&弱点補強講座』
 
日時  5月1日(日) 午前の部…午前9時~午後1時
               午後の部…午後2時~午後6時
内容  学校から課された宿題消化と質問受け・弱点単元の演習
     (教材は適宜用意いたします)
場所  くま塾工房
費用  各部とも5,400円(税込)
持ち物 課題、筆記用具、ノート
※講座の性質上、各部とも先着6名様までとさせていただきます。
 
 
 
 

 
 
このような内容になっています。
『洛南附小生対象 GW算数課題消化&弱点補強講座』の午前の部に関しては、残席僅かとなっておりますので、お早めにお申し込みください。


2016年4月18日  7:58 PM |カテゴリー: 馬渕

「『論語』読みの『論語』知らず」の堀口です。
漢字ネタに少々お付き合いください。
日本語の熟語は基本的に中国語からきています。
漢文で使われていた言葉が、日本に輸入された、という感じです。
  
ところが、何と「勉強」という語は中国語では
「学問に励む」という意味ではないのです。
字面を見て、「勉強」って恐ろしい感じがしませんか?
「勉(つと)め、強(し)いる」または「勉(はげ)まして、無理にさせる」、
「無理強いする」という意味なのです!!
「勉強しときますさかい、たくさん買うてって」というときの
「勉強」です。(無理をして値引きします、という勉強です)
(他に日本語の「手紙」は中国語では「トイレットペーパー」の意味になるのは有名ですね)
  
中国語で「学問に励む」ことは「学習」と言います。
出典は『論語』の冒頭、「学びて時に之(これ)を習ふ」から来ています。
「新たな知識を教えてもらい、それを機会のあるごとに我が身に照らし合わせて考える」のが
「学習」だというのです。
「習」は鳥の雛が巣の中で羽をばたつかせて飛ぶ練習をしている姿、
という説もあります。
「無理強い」ではなく、自発的な姿勢が感じられますね。
  
今後はできれば、お子様方に、「勉強しなさい」ではなく
「学習しなさい」と言ってあげてください。
そして「学びて時に之を習え」とおっしゃっていただけると
私も嬉しいです。


2016年4月15日  10:13 AM |カテゴリー: 堀口

まいど、理科の瀬川です。
 
1766年、イギリスの化学者ヘンリー・キャベンディッシュは金属と酸の反応で、燃える気体「水素」が発生することを発見しました。
そう、受験生には常識の「水素の発生方法」ですね。(授業でやりました)
今から、250年前に発見されたのですよ。意外と最近なのですね……。
 
中学生で学習する「水兵リーベー ぼくの …… 」でおなじみの周期表。
この周期表の一番目に出てくるのが水素(H)で、宇宙全体では一番多く存在する物質なのです。
そんなにたくさんあるイメージはないかもしれませんが、水素そのものは不安定な物質で、自然界では単独で存在することは少なく、他の物質とくっついて存在しているのです。
誰とでも仲良しなので、いろいろなものの中に水素は入っているのですよ。
たとえば、水(HO)とかね。
 
さて、我々の地球は、水の惑星と言われるほど水が豊富にあります。つまりは、水素が大量にあるということ。
この水素を化学製品の原料・液体ロケット燃料・燃料電池(エネファームですね)などに利用しているのです。
 
で、こういうことがたくさん書かれてあるのが、
文部科学省が発行する「一家に1枚シリーズ」ポスター、2016年版の「水素」です。
そうです、またまたこの時期がやってまいりました。
 
4月18日は「発明の日」で、この日を含む一週間(今年は4/18~4/24)を科学技術週間としています。
『次代を担う青少年に、科学技術に親しむ機会を』ということで、各地でもいろいろなイベントが開催されます。
イベントへの参加はなかなか難しいかもしれませんが、この「一家に1枚シリーズ」のポスターは、webからもダウンロードできますし、配布協力館に行けば大きいサイズのものを無料でいただけます。興味のある方は、「科学技術週間」または「一家に1枚」で検索してみてください。
以前にも書きましたが、夏の自由研究にできるかもしれませんよ。
 
京都では、

京都市青少年科学センター・京都市市民防災センター・向日市天文館

大阪では、

大阪市立科学館・大阪市立自然史博物館・大阪科学技術館

などが配布協力館になっています。
お近くの方は、お問い合わせの上、訪ねてみてくださいね。
もちろん、塾にも貼っておきます。
 
理科は興味が大切な学問。こんな形の勉強も悪くないですよ。


2016年4月14日  1:00 AM |カテゴリー: 瀬川

「どうでもいい検定」の受検が趣味の島田です。  
  
   
   

「どうでもいい検定」を受けるとなると、自分の専門外や興味のないことを覚えなければいけないことが多々あります。そこで「興味ないから」などと言って、勉強しないのは愚の骨頂なわけでして、如何にして覚えるかが大事になってくるのです。  
  
   
 

暗記のコツについては過去の記事のあちこちで書いてきたので、今回は残念な暗記の一例でも紹介しようかなと。  
   
  
  

題して、「こんな『暗記』をしていたら、大ピーンチ!」   
   
  
①超長距離走   
 長~い範囲で大量の問題を、長時間にわたって暗記しようと長い旅。  
 そして、途中で行き倒れ。  
   
  

②写経  
 意味はわからない、漢字も読めない、何をしているのかわからない、さらにはいつの宿題かもわからない。しかし、わからないけど兎に角書いて書いて書きまくれ!……ついにはゲシュタルト崩壊を起こすも、それでも、止めない。  
 そして、訪れる心地よい肉体疲労と、達成感。ビバ自己満足!    
   
  
  

③聞きかじり   
 授業中に聞きかじった暗記・勉強方法の一部を都合のいいように解釈して、楽をしようとして、案の定、大失敗。   
 例 島田「覚えられたら、『見る』という暗記方法もある」  
    →「見るだけで覚えられる」と曲解。  
  

 例 山下「わからない字は、まず書いて覚えていくのがいい」  
    →「全部、書いて覚える」と曲解。  
   
 
 例 瀬川「優先順位をつけてA→B→Cと覚えていくといい」   
    →「Aだけ覚えればいい」と曲解。  
  

 例 馬渕「島田より私の方がイケメン」  
    →「島田の方がイケメン」と……うん、これは正解(笑)  
   

④飽き・即・バン!(悪即斬)  
 テキストなどをちょっと見て、すぐ飽きて……テキストをバンと閉じる。  
 飽きて、即、バン!(と、閉じる)  
 一回目を通すと勉強した気がするけど、その記憶はたいがい一瞬で消えます(笑)   
  

⑤清一色(チンイーソー)   
 大事なものから、そうでないものまで全て色ペンで塗りつぶす。さらに酷くなると、一色で塗りつぶす。「だって、色ペン使えって言われたもん」って?それ、何を曲解したのかしら。  
   
  
  

効率のいい方法を早く身につけてくださいね。   
そして、一緒に「どうでもいい検定」を受けましょう!?   
   
   
追記
④や⑤みたいに、特定の人だけに通じるネタをちょこちょこぶっこむのは、ブログとしてどうかと思うけど、気にしない(笑)


2016年4月13日  12:11 AM |カテゴリー: 島田

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